図表のキャプション内で\citeの引用順がおかしくなるのを回避する
論文冒頭に図目次・表目次を出力し、さらに引用の番号を引用順につける設定にしている場合、 図表のキャプション内で何も考えずに引用してしまうと、 目次内で引用されたことになって引用順がおかしくなってしまうという問題がある。
\begin{figure}[tp] \centering \includegraphics[width=\textwidth]{fig/hoge.pdf} \caption{This is a figure~\cite{hoge}.} \label{fig:hoge} % outputs wrong order \end{figure}
こうすると、どこに図があるかに関わらず、 論文冒頭の図目次で最初に引用をした扱いになり、不自然に若い番号がついてしまう。
この問題を回避するためには、\caption
のオプションを用いる。
オプション内に\cite
を記述しなければ図目次には\cite
は現れないため、
引用順カウントがおかしくなることはない。
\begin{figure}[tp] \centering \includegraphics[width=\textwidth]{fig/hoge.pdf} \caption[This is a figure.]{This is a figure~\cite{hoge}.} \label{fig:hoge} % corrected \end{figure}